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ある日ザックがキルを呼び出した
ザック
『キル…ハンターを目指すなら
そろそろお前のトレーニングをはじめようと思うんだが…』
ザックは本格的にキルをハンターにする気だった
だがキルは
『ザック…俺さ…じぃに鍛えてもらおうと思って…』
ザックは困った顔をした
ザック
『俺じゃダメなのか…?』
キルは激しく首を横にふる
『ザックはザックの道を行って欲しい…
前おばさんに聞いた…ザックは沢山の困っている人を助けたいっていう気持ちで、街に行こうとしてたって…』
『でもあんな事があってザックは半年も街行くのが遅れてる…
だから俺…ザックには街に行って欲しい!!』
ザックは戸惑った…
『だが俺はお前を一流のハンターにすると約束を…』
キルにいいかけると
『聞いてザック!!!
俺がさ…17になってハンターになったら…ザックに会いに街に行くから…その時は一緒に狩りに行こう…』
今のキルの中で精一杯出した答えだった
ザックは固まった…そして
『わかった…それがお前の出した決断なら俺はもぅ何も言わない…』
それを聞いてキルは笑った
その笑顔を見てザックも微笑んだ
ザック
『じゃあ…じ様には俺から話しておく…俺は明後日にでも街に行く、次会うのはいつになるかわからないな』
キルは軽快に話す
『大丈夫だよ!!!!案外すぐかもよ♪』
いつもの元気なキルだった
それから2日がたってザックは街に旅立った
そしてキルは長老のところに来ていた
キル
『じぃちゃんよろしく…』
少し緊張しているキル
じぃ
『よく来たなキル、今日から修行をはじめるぞぃ…
あっ!!!そぅそぅお前ともう1人一緒に修行するやつがいる…ほら!!!出てこい!!』
木の影から一人の子供が出てきた
じぃ
『自己紹介せぃ!!!!』
小声で話し出す
?
『あの…僕ハンター志望のラッシュ・シアン・シュトラウスです…八歳です…』
なんとも頼りない感じだ
キルは村でこの子を見るのは初めてだった
キル
『俺の名前はキル!!!!キル・ブライダル!!!同じく八歳!!!!宜しくな!!!!』
キルの元気な感じにラッシュは圧倒される
ラッシュ
『よ…宜しく…』
やはり頼りない
じぃ
『よしっ自己紹介がすんだところで早速はじめるぞぃ…』
……これが親友ラッシュとの出会いだ……
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