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キル
『………8年かぁ…』
キルは空に向かってため息をつく
ふぅ…
ラッシュ
『あぁ…8年だ…』
突然二人を風が横切った
キル
『親父…ザック…俺はやっぱりハンターになるよ…あと2年…でなれるんだ…』
また風が吹き抜けた
『見守ってくれるよな…反対しないよな…笑っていてくれるよ…な…』
目に涙がたまる
だがキルは空を向いた
『俺はキル!!!!
ハンターキル・ブライダルだ!!!!』
ラッシュは微笑む
ラッシュ
『僕はラッシュ!!!
ハンターラッシュ・シアン・シュトラウスだ!!!!』
若い青年二人が空に向かって叫ぶ
そして
二人は村に向かって走り出した
走りながらキルは小声でつぶやいた
『親父…俺も誰かを守れるハンターになれるかな…???』
青年は走り出した
希望の明日へ向かって
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