-駆け出しハンターキル!!-

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キル 『ふぁ~…おはようございます!!』 誰もいない部屋にバカな声が響く 俺は急いで用意し家を出る 今は1人で暮らしているが1年前まではおばちゃんと暮らしていた キル 『今日は依頼あるかなぁ』 ハンターになって1週間… つぶやきながらギルドに行った 『じぃちゃん!!今日は依頼ある??』 ウキウキな顔でじぃちゃんに聞いてみる じぃ 『あるぞぃ、今あるのはこの三つじゃ』 ・特産キノコを10個採取 ・キレアジを5匹釣ってくる ・こんがり肉を5個納品 この3つだった キル 『うぇ…ショボ…違うよじぃちゃん!!!なんかこう…暴れまわってるモンスターとか凶悪モンスター大量発生とか…』 期待と違う依頼にガッカリだった… じぃ 『バ…バカモンがぁ!!!』 ドカッ!!! 思い切り頭をしばかれた キル 『いてぇ…何すんだジジィ!!!』 激しく食いつく じぃ 『お前みたいな駆け出しのヘナチョコハンターにそんな依頼が回って来るわけないじゃろう!!!!みんなこつこつ信頼を得て困難な依頼が受けれるんじゃ』 じぃの罵声が飛ぶ 『調子に乗ってムチャをし死んでいったハンターをワシは何人も知っておる』 罵声は続く 『依頼とはモンスター退治が主ではない!!!!辺境や危険な所にある素材は普通の人間では取りに行くのは困難…だからこそ我々ギルド認定のハンターの出番なのじゃ…依頼に上も下もない… ハンター道もキノコからじゃ!』 俺は意気消沈だった 『キルよ…依頼をやるのか…?やらんのか…?やらないのであればお前のハンター人生は早々と終わりじゃがな』 俺は少し黙っていた だか次の瞬間 『ごめん…じぃ……俺やるよっ!キノコでも何でも採ってきてやる!!』 そぅ答えた じぃは少し笑い 『新米ハンターよ最初の依頼はキノコ採取じゃ、行ってこい… キル…幸運を…!!』 じぃはしまった顔でそう言った 俺も少し笑い 『行ってきます…!!!』 俺の初クエストが始まった じぃ 『バカモンが…嬉しそうな顔をしよって…無事に帰ってくるのじゃよ…』 じぃはキルが心配でしかたなかった
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