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それからしばらく…
各地のギルドやキル達はいろいろノース地方の事について調べてみたが…
ガブラスの姿も消えて、いつもの穏やかな日々に戻った。
ラッシュ
『龍属性か…まだまだ沢山ありそうだな…』
ラッシュはセントラルの図書館でノースの異変を調べる途中、
龍属性の本を見つけ、そのまま龍属性について調べていた
お~い
図書館にキルの声が響いた
ラッシュ
『ん?あぁキルか?どうした?』
キル
『また本の虫になってんのか…
いや、そろそろ晩飯だし一緒にどうかと思ってな』
辺りはもうすっかり夜になっている
ラッシュ
『ほんとだ、また一日潰してしまったな…』
ラッシュは苦笑いだ
ラッシュ
『すまないなキル…最近はハンター稼業を休みっぱなしで』
ラッシュは帰って来てからは依頼にはあまり行かずに
引きこもる事が多くなっていた
キル
『いやいいさ、それだけ平和って事だしな
リュウとティアでいろいろノースについて調べてみてるけど
あれ以降は全くだし…
むしろモンスターもおとなしくて俺たちの出番も最近ないや』
あの襲来以降、世界は安定していた
ノース以外の地はもちろん
ノースでも活発なモンスターの働きは観測されてはいない
つまり…平和なのだ
ラッシュ
『でもおかげでだいぶ属性のついてわかったから
キルにも教えてあげるよ』
ドンッ!!!と分厚い本を取り出す
ラッシュ
『これを読めばキルも少しは属性についてわかるよ』
キル
『これを読む…のか?(ぶ、分厚すぎ…)』
ん?とラッシュが首をかしげた
キル
『ま、まぁとりあえず飯行こう飯!!
腹ペコペコなんだよ!』
ごまかしながら図書館を出る
ラッシュ
『そうだな!僕もペコペコだ!』
二人は走りながら酒場に向かった
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