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まるで朝なんか来ないかの様な
暗闇と雨音に包まれた真夜中
そんな目的地もない旅路を
君は一緒に歩いてくれてた
でもね
色んなしがらみの中で
毎日が窮屈だった
逃げ出したかった
何かを変えたかった
だから僕はこの世界から
いつの間にか僕を消し去っていた
君を振りほどいた手で
熱望していた自由を掴み取った
生まれた時は1人だったし
死ぬ時も勿論1人だろう
だから何も怖くはなかったんだ
でもその瞬間から
何か大きなモノを失った
本当は何かに迷いながら
苦しみながら歩いて行くのも
そんなに悪くはないのかもね
でも毎日に疲れてたんだ
いつの日からか笑顔を忘れていた
偽物の笑顔を皆に見せていた
どれが正解?
どれを選んだら
神は僕を好きになる?
どれが間違い?
どれを選んだら
神は僕を嫌いになる?
傘なんてなかったから
雨が嫌いだった
恐くて雷の音が苦手だった
でも全部から逃げ出した途端
晴れの素晴らしさも
雪の美しさも忘れちゃったんだ
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