第二話 夜の海…舞

10/14
前へ
/178ページ
次へ
 舞は必死だった。                                これ以上、引き込まれる訳にはいかない。                     舞は友達の体をきつく抱きながら、祓いの言葉を唱えながら、友達の意識に訴えた。                      その女性は、友達から「離れるから、自分を消滅させないで欲しい」と、舞に願った。                     舞は友達と自分から、離れてもこれ以上、他人を巻き込まない事を約束させた。
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!

446人が本棚に入れています
本棚に追加