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朝8時、普段と変わらない時間に彼女はやってきた
もちろんあの不細工犬を 連れて
俺は後からついていった
やっぱ犬の散歩をしているだけなのにすごく絵になっていた
犬の散歩を終え、彼女は家に戻った
すると中からハンサムな男が出てきた
「なんだ・・やっぱり彼氏がいたんだ
しかもカッコイイし・・
わかってはいたけど
かなりショックだった
俺が落ち込んでいると
突然、彼女の大きな声が 聞こえてきた
「おいっ!!てめぇ金貸せよ!今からブランド品買ってくるんだからよ」
俺は一体何が起こったのがわからず、その場で立ち尽くしかなかった
ハンサムな男は泣きべそをかきながら言った
「ごめんなさい!今日は これしか無いです」
ハンサムな男は彼女に5、6枚のお札を渡した
「しっかり稼げよ!クズが じゃないと付き合ってやらないからな!」
彼女はハンサム男に捨て台詞を吐き家を後にした
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