「ヒットマン」

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俺は確認のため、先輩ヒットマンに尋ねた 「成功すれば、大金はちゃんと貰えるんですよね?」 先輩ヒットマンは言った 「当たり前だ、でなきゃ こんな危険な仕事やらねぇだろうが お前だって、手っ取り早く大金が欲しくて殺し屋になったんだろ? 安心しろ、金の事なら心配するな 約束する」 先輩ヒットマンのその言葉を聞き、俺は安心した 「そうですか・・安心しました」 先輩ヒットマンは覆面越しの俺を見て、小さな拳銃を渡しながらこう言った 「ほら、これが獲物を殺す武器だしっかり持ってよろ お前に何があったかは わからねぇが、いろいろ重いものを背負っているみたいだな お前みたいな人間は嫌いじゃねぇ、この仕事が終わったら一緒に飲みに行こうぜ」 先輩ヒットマンの言葉が 俺の心に響いた
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