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『じゃ、お邪魔します♪』
貴史はなにやら嫌な予感がし始めてきたが、麻衣子はお構いなしに貴史の家へと上がり込んでいた。
『へ~、結構広いのね。』
家の隅々をなめ回す様に観察する麻衣子に嫌な予感は確信へと変わっていた。
『おい、本当の目的はなんだ?』
単刀直入に麻衣子に問い詰めると、答えはあっさり返ってきた。
『え?目的ね~、他の女連れ込んでないか監視しに来たの♪』
他の女?浮気って事?
あまりの馬鹿馬鹿しさに貴史は言葉を失ってしまった…
『もちろん私の独断で来たから、清美さんは関係無いわよ。』
当たり前だ…
清美ならもっとばれない方法で監視するだろう…みんな知らないが、清美はFEATHERの一員なんだから…
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