133人が本棚に入れています
本棚に追加
/91ページ
本社へと戻った三人は社長室を拠点に動く事にした。
『清美、マーメイドが連絡くれってメールあったからちょっと連絡するから。』
清美は黙って頷いたが、どうしても気になったので貴史に意見を述べた。
『貴史さん、ティッシュもう取ってもいいんじゃ…』
貴史は恥ずかしそうにティッシュをごみ箱に捨てた。
マーメイドに連絡を取った貴史は彼女から自分の持っている情報をノア以外の力を持つ組織に渡して欲しいと頼まれた。
貴史は既にBNI捜査官と行動しているからパソコンにデータを送る様に言ったが、万が一の事(傍受される可能性が全く無い訳では無い)を考え直接渡したいと言い出した。
もちろん愛には顔を晒さないつもりみたいだが…
愛に事情を説明すると、情報が入るなら仕方ないとマーメイドが来たら別室へ移動する事になった。
最初のコメントを投稿しよう!