都市ウルティア

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  「それは困るが……  まあ、今日のところは  王に報告せねばならん」 そう言うと、男の身体が 透明になり始めた。 「さらばだカムイ。  そして、もう一人の姫よ」 カムイが切りかかったが その前に男は消えてしまった。 「何だったの、あれ?」 あの人、あたしの事を "姫"と呼んでいた。 全くをもって理解不能。 そして、何なのこの世界は!!  
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