もう一人のお姫様

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  あたしは木下真琴、17歳。 普通の公立高校に通う3年生。 現実主義で夢を持たないし 魔法とか全く信じてません。 でも、今あたしがいるのは…… 「この方が時の魔法を?」 此処はお城の内部。 目の前には白い髭の長い あたしよりも身長の小さな おじいさんがいる。 「はい、サラン大臣」 カムイが淡々と言った。 大臣と呼ばれたおじいさんは 顎に手を当てて考えている。  
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