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『てことはだ、お前は追われてんだろ軍の奴らから。違うか??』
“そのようですね
帰る気なんか無いのに逃げたあの日からずっと追いかけてくるんです”
『それだけ気に入られてんだろ??何故帰らないんだ??なぜ逃げたんだ??』
“あそこが嫌なんです
怖いんです恐ろしいんです”
と椿が書いた。椿はまた震えだした。あの時の恐怖がまた蘇ってきたのだった。
それに気づいた小十郎は椿の肩を抱きながら、
『政宗様、今日はもうやめてまた次回しましょう。椿が怯えているみたいですし、今から此処をでれば昼には城に着けるでしょう。』
『そうだな。椿、今日はもう何も聞かない安心しろ。
小十郎、椿はお前の馬に乗せてやれ。
よっしゃ!お前ら出発するぞ!!!』
『『おぉぉぉぉお!!!』』
そして政宗達は準備が整っていたので直ぐに出発することができた。
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