376人が本棚に入れています
本棚に追加
/234ページ
『……おじいちゃん…………この肖像画を見て…………由利って言ってた…………私ね、聞いた事あるの。昔ね、おばあちゃんと知り合う前に、とっても仲が良くて、結婚まで考えた相手がいたって……………』
『!!』
『ひょっとして………この人なのかなぁ……』
ありさは言った。
『しっかしあの男が、実はありさの守護霊で、しかも、若い時の格好であたし達の側にいたとは…』
光は言った。
『俺はあいつは変だと思ってたよ!!異様に力強いし!!!…………それに、図書室で、60年前と本の配置が変わってる事言った時点で、こいつは?……って思ってたからな。』
雪哉は言った。
『………でも今思うと納得できるわ~~~ありさとあの男が血が繋がってるって事…』
桃子は言った。
『え?』
『だってありさは美人!!……あの男もイケメンだったじゃない!!ありさの美人はおじいちゃん譲りだね!!!』
桃子は言った。
『あたし美人じゃないから!!!』
ありさは言った。
『………確かに顔似てるねぇ…』
光も言った。
最初のコメントを投稿しよう!