その後

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『……おじいちゃん…………この肖像画を見て…………由利って言ってた…………私ね、聞いた事あるの。昔ね、おばあちゃんと知り合う前に、とっても仲が良くて、結婚まで考えた相手がいたって……………』 『!!』 『ひょっとして………この人なのかなぁ……』 ありさは言った。 『しっかしあの男が、実はありさの守護霊で、しかも、若い時の格好であたし達の側にいたとは…』 光は言った。 『俺はあいつは変だと思ってたよ!!異様に力強いし!!!…………それに、図書室で、60年前と本の配置が変わってる事言った時点で、こいつは?……って思ってたからな。』 雪哉は言った。 『………でも今思うと納得できるわ~~~ありさとあの男が血が繋がってるって事…』 桃子は言った。 『え?』 『だってありさは美人!!……あの男もイケメンだったじゃない!!ありさの美人はおじいちゃん譲りだね!!!』 桃子は言った。 『あたし美人じゃないから!!!』 ありさは言った。 『………確かに顔似てるねぇ…』 光も言った。
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