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僕は毎日病院に通い続けました。
バイトがある日でも、少しでも彼女の側にいるために、僕は病院までの道を自転車で急ぎました。
僕が病室に入ると、彼女はいつも満面の笑みで僕を迎え入れてくれます。
それに僕は微笑みで答え、彼女の横に座ります。
僕達はそんなことを毎日繰り返していきました。
部屋には母が入院していた頃から彼女以外いなかったので、人目を気にする必要もありませんでした。
時には抱き合い、時には唇を重ね、僕達は互いの愛を確かめるように毎日を過ごしました。
彼女に残された時間は少なく、僕も彼女もそれを理解していたのです。
だから、僕と彼女は話しをしました。
2人でいる時間を少しも無駄にしたくなかったのです。
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