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  「な、なんだ!?」   「うわ、うわぁ!!」   「ひぃ!!」     店内にいる人間は、口々に叫びだした。拓海も、例外なく声をあげた。     「うわぁ!!た、助けてくれ…!!」     しかし、店内にいる人間は、自分のことばかり考えているので、拓海の声は聞こえていない。   震動が起きてから数十秒後、ゲームセンターは音をたてて崩れ始めた。
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