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隆志は、拓海が始めたゲームの、二人目のターゲットにされていた。   拓海に発言し、一人目のターゲットにされた男子は、精神的に参ってしまい、10日前に不登校になってしまった。   隆志は、自分も前の子のように、不登校になってしまうのではないか、という不安に毎日襲われていた。     ―あいつさえ…、拓海さえいなければ…!!―     隆志は、怒りと憎しみの気持ちで拓海を睨んだが、拓海はそんなことを気にも留めないかのように、隆志の筆記用具をゴミ箱に捨て始めた。     「ねぇっ!!ちょっと…、やめてよ!!」     「あれぇ?誰か、何か言ったかぁ?」     「空耳じゃねぇ!?」     「ハハハハ!!」     ―クソッ…!!クソッ…、先生も、誰も助けてくれない…―
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