5人が本棚に入れています
本棚に追加
隆志は、拓海が始めたゲームの、二人目のターゲットにされていた。
拓海に発言し、一人目のターゲットにされた男子は、精神的に参ってしまい、10日前に不登校になってしまった。
隆志は、自分も前の子のように、不登校になってしまうのではないか、という不安に毎日襲われていた。
―あいつさえ…、拓海さえいなければ…!!―
隆志は、怒りと憎しみの気持ちで拓海を睨んだが、拓海はそんなことを気にも留めないかのように、隆志の筆記用具をゴミ箱に捨て始めた。
「ねぇっ!!ちょっと…、やめてよ!!」
「あれぇ?誰か、何か言ったかぁ?」
「空耳じゃねぇ!?」
「ハハハハ!!」
―クソッ…!!クソッ…、先生も、誰も助けてくれない…―
最初のコメントを投稿しよう!