story1

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「今回だけだからな? 次は辞めねぇ もう寝る」 私を乗せたまま桐生先輩は横になる 私の体は桐生先輩と同じ動きをしながらベッドに寝転んだ 「足」 と、だけ桐生先輩が言ったので私は慌てて足を上げると、桐生先輩はベッドに足を伸ばした 私の足はベッドには乗せず床に下ろす 多分、無意識に出た警戒心の現れだったのかもしれない 桐生先輩は私の体に自分の腕を絡めた ビクっとしたものの、暫く経ってもそれ以上手が動く事がなかったので私は溜め息を吐き安堵した
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