story1

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スースーと後から気持ち良さそうな寝息が聴こえてきた 私は、そっと顔だけ後ろに向ける 長い睫毛 日本人にしては鼻筋が通っているし… 肌も白い 髪質も色素が薄いし―――まるで外人さんみたい… 近くで見ると本当、綺麗な顔… どうして私と? 本当に従順そうってだけですか―――? 胸の奥に感じた微かな痛みも忘れてしまう程、桐生先輩の無邪気な寝顔に釣られ私も眠ってしまっていた―――
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