変化①

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もう終業式も終わり、春休みに入った。 みっちゃんを見送るため私はある計画をたてていた。 毎日みっちゃんが夕飯の片付けを終え帰った後にせっせと準備をしていた。たまに優花にも手伝ってもらいながら。 優花「こんなん久しぶりぃ♪」 文月「小学校の誕生日会みたい♪」 優花「はは♪」 文月「よしっ」 「何がよし?」 後ろから久しぶりの声 文月「わっ!!隆」 優花「久しぶりぃ♪」 隆「久しぶり~姉さん♪優花ちゃん♪…それ何?」 隆が私の作っていたものを手にとった。 ふんわりタバコの匂いをした。 文月「みっちゃんやめちゃうから、お別れパーティーすんの」 折り紙で作った鎖 ティッシュで作った花 隆「え…やめちゃうんだ~…なんか小学校の誕生日かいみたい(笑)」 優花「おんなじこといってるし(笑)」 隆「あ、やっぱ?兄弟だから♪」 文月「へへ~♪」 隆「しかし姉さんは優しいねぇ~…俺もしよかな…みっちゃんにはお世話になったしね」 文月「じゃあ手伝って♪」 隆「俺は俺で用意するから♪」 文月「へ~隆が!?珍しい~」 優花「へ~」 隆「最近会ってなかったけど…小さい頃から家の用事やってくれたじゃん」 文月「…寂しくなるね」 隆「…」 優花「さてと、そろそろ帰ろかな?」 文月「優花あ~ありがとう♪♪」 優花「私も楽しかったよ♪♪あの作業大好きだし♪♪バイバイ♪♪」
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