リルケ的薔薇の詩

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 東京の街中で赤い傘を  揺らそう。  私じゃ駄目なのね?  満たしてあげられないのね?  男の嘘なんて  馬鹿馬鹿しいの。  赤い傘を投げ捨てて  人込みに今日も流されよう。  そして貴男を忘れよう。     
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