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君は僕と繋がる時、わざと首を絞める。腰を振りながら、小さな胸を揺らしながら、君は僕の首を絞める。そして下唇に噛み付いて、僕の血を舐める。まるでアイスキャンディみたいに、ペロペロといやらしい音をたてながら。君は僕の口内へ自分の唾液を垂れ流して、それを僕に何度も飲ませる。
「おいしい?」
頷く事しか出来ない僕に、君は嗤う。体に絡み付く君の体、手足、痛んだ巻き毛。
こんなにも愛しいのに、君は僕を憎いと言う。
ねぇ、教えて。ねぇ、傍にいさせて。
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