エピローグ

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鷹文「ようこそ、我らが生まれし魔法の城へ」 朋也「ファンタジーなのか?おまえ、すげぇリラックスした普段着なんだけど」 鷹文「いいCGデザイナーがいなかったんだ」 朋也「いきなり冷めること言うなよ…」 鷹文「古くより、魔術師たちは城にこもり、よりよい鷹文を産み出そうと研究を重ねていた。 だが、幾年にも及ぶ研究は未だ実りを知らず、研究は混迷。魔術師たちの焦燥の日々だけが過ぎ去っていった…。」 鷹文「しかし、ある偶然をきっかけに、研究は突如成功を収める事となる。その礎となったのが、悪魔との契約により偶発的に生み出された054番。彼にしてようやく、鷹文は感情を得たのである。 」 鷹文「ちなみに契約した悪魔は男色の悪魔だ」 朋也「おえぇぇ…」 鷹文「その054番を培養の触媒とし、今日の鷹文たちの繁栄はある。彼なくして鷹文たちの歴史はない。」 鷹文「だか、10日前の嵐の晩…。その054番が突如行方をくらます。魔術師たちは懸命な捜索を行い、鷹文たちも一丸となって、彼らの親を探した。何人もの鷹文たちが犠牲となり、ようやくその居場所を突き止めた。研究施設である城、その地下に広がる獣人の巣くう地下迷宮、その最深部に彼の姿はあった。だが、そこで待ち受ける獣人たちは好戦的でかつ獰猛、魔術師たちではとても手に負えない相手である。そこで鷹文たちは大陸全士にあふれを出し、こうして猛者たちを集めるに至った。」 鷹文「リガールドの赤い牙と謳われし、剣士・朋也」 朋也「ああ、俺のことだ」 鷹文「ザリオンティの赤い牙と謳われし、剣士・智代」 智代「私だ」 鷹文「トルコオーネの赤い牙と謳われし、剣士・河南子」 河南子「よろしく」 朋也「ちょっと待てっ、全員剣士じゃないかっ!しかも通り名までかぶってるぞ!」 鷹文「うむ…かぶりまくった。転職できるから、レベルあげて、うまくばらけさせてくれ」 朋也「そんな適当でいいのかよ…」 鷹文「そして、この城の君主(マイロード)にして魔術師、とも様がパーティに加わられる。ちなみにマイロードは、延齢の秘術をかけすぎで、見た目ロリになってしまった」 とも「よろしくたのもう、みなのもの」 朋也「アホな設定だな…」 鷹文「地下5階までは、この鷹文、゙憂鬱゙の感情を司る068番がオペレーターとしてお付き添いする」 朋也「だからそんな暗いしゃべり方だったのかよ…」 鷹文「いざ、ダンジョンへ!」
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