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「…ぁ、っ」
口に含んだモノを強く吸い上げ…ベットに身を投げ出した圭太を上目使いに眺めた。
圭太は目を閉じ、自分の指を噛んで必死に解放を堪えている。
「も…出…、才ぞ…」
空いた手で俺を引きはがそうと…ささやかな抵抗を見せるも、根元を弄りながら口腔で擦れば、圭太の手足は指先まで固く強張った。
シーツに沈む横顔。伏せられた睫毛が震える様に、狂おしいほどの愛おしさが込み上げてくる。
「は…、ぁ…」
口腔で高ぶらせたソレに、キスするように唇を寄せて…手を伸ばす。
口元を隠す圭太の手をどけて、あらわになった唇を指でなぞった。見つめる先…閉じていた瞼が薄っすら開く。
圭太って、
すげぇ…色っぽい。
俺の頭は腐ってる…と、
最近よく思う。
圭太は別に、女の子みたいなナリをしてる訳じゃない。それなりにタッパもあれば筋肉だってついている。抱きしめても柔らかくなんてない。
「ゃ、…もぅ…」
圭太は男、
どっから見ても。
なのに最近…すげー可愛く見えちまう。
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