life―50

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  「…ぁ、っ」 口に含んだモノを強く吸い上げ…ベットに身を投げ出した圭太を上目使いに眺めた。 圭太は目を閉じ、自分の指を噛んで必死に解放を堪えている。 「も…出…、才ぞ…」 空いた手で俺を引きはがそうと…ささやかな抵抗を見せるも、根元を弄りながら口腔で擦れば、圭太の手足は指先まで固く強張った。 シーツに沈む横顔。伏せられた睫毛が震える様に、狂おしいほどの愛おしさが込み上げてくる。 「は…、ぁ…」 口腔で高ぶらせたソレに、キスするように唇を寄せて…手を伸ばす。 口元を隠す圭太の手をどけて、あらわになった唇を指でなぞった。見つめる先…閉じていた瞼が薄っすら開く。 圭太って、 すげぇ…色っぽい。 俺の頭は腐ってる…と、 最近よく思う。 圭太は別に、女の子みたいなナリをしてる訳じゃない。それなりにタッパもあれば筋肉だってついている。抱きしめても柔らかくなんてない。 「ゃ、…もぅ…」 圭太は男、 どっから見ても。 なのに最近…すげー可愛く見えちまう。  
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