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しかし
この隣の、社長の娘だったりすると
こうして買い物なんてしてる余裕がある
「あ~これ良いな~」
ユキが一つの店の前で立ち止まった
「じゃあ入ろう」
俺の家は普通だ
だからこうして居られる
だが学校を卒業したら、あの仕事ばかりの暮らしになる
毎日、何の為に働くのか
誰も聞くことも無く
聞かれることも無く
生きる為に
国の為に………
カイトとユキが洋服店に入った。
綺麗な外装
明らかに高そうな物が並んでいる店内
値札など見なくても分かる
学生が来るべき場所ではない
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