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放課後…私は麻実に本音を言った。
「何?連、話って。」
「あのね?私さぁ~麻実に協力するって言ったじゃない?」
「う…うん。あれ…嘘なの?」
「嘘って言うか…自分の気持ちに嘘ついて…麻実に協力しようって決めたんだ。」
「……」
「それでね?私、樹の事本音言うと…」
「好きなんだ?」
「……うん。ごめん。だから、協力しない!麻実と恋敵になる。」
「フフッ…そっかぁ!!じゃあ、恋敵として、親友としてよろしく♪」
《ガラッ》
「…!!」
『………。』
扉から、見えてるのは紛れもなく樹だった。
「……樹君…さっきの…聞いてたの?」
『……。』
「い……樹?何か言ってよ。」
「あッ…ごめん。先帰る。」
そう言って麻実は教室を後にした。
「聞いた?私の本音」
『わるい。聞いてた。さっき鞄取りに来たときに…』
「ハハッ……樹?ごめん。……こんな…私が樹を好きになっちゃ…」
涙が頬を伝わって落ちる。
『………ッ!!』
俺は連華の落ちる涙と連華を抱き締めた。
『いいよ……。好きになっても……。』
「え…?」
俺だって、本心言えば…中学から、好きだった。
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