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それから、登校した。コイツが付いて来る中…
「あ~樹君じゃん。カッコイー。」
『…………。』
「アンタの人気…欲しいわぁ!!」
『………。』
「樹?」
『……。うぜーよ。もう、話しかけんな。』
これしかない。突き離すには。この言い方しか俺はできなかった。
「……ごめん。」
『…』
謝るのは俺の方だ。
それから、学年トップの俺はステージの上で挨拶した。
だが、周りがうるさくて俺の声はかき消された。
「(あ…樹。学年トップなんだ。てか…外野うぜー…樹の声聞こえないじゃん。)」
そう思いながら、ステージを見上げる。
あ…。終わってるし。
次に、長~い校長の話が終わった。
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