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魔界
少女Ａに付いていく２人…
ひとけのない場所にポツンと真ん中に一つのマンホールがあった…
私とＭちゃんは首を傾げた。
ﾓｯﾁ
『ねぇ…、どうしてここに連れてきたの？』
少女Ａ
『…。』
何も言わない少女Ａ
無言なままマンホールのフタを開けた。
少女Ａ
『ここね…魔界に通じてるんだよ。ﾓｯﾁちゃん入ってみなよ』
私は小さな石を落としてみた…
『…………………ﾁｬﾎﾟﾝ…』
かなり深いように思えるこのマンホールの中に私に入れと言う少女Ａ…
本当に魔界があるのか、薄気味悪いそのマンホールの中をただただ眺める事しか出来ない私に、
少女Ａ
『あぁ、魔界の扉が閉まっちゃった。せっかく２人に見せようと思ったのに…』と一人でスタスタ歩いて教室へ帰って行ってしまった
マンホールのフタを戻せず先生を呼び、二度と魔界には行けなくなった２人…
その後私とＭちゃんは、先生にひどく怒られたのは言うまでもない…
ある意味、魔界を味わいました。
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