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何がおこってるか、俺には分からなかった。
とりあえず本能に従うしかなかった。
気付けば、俺は座席を立ち上がって、サエの前にしゃがみこんでいる。
目の前は水色。
むせかえるような雌の匂いが俺の右手を押し返そうとしているのか、それとも誘っているのか。
俺は右手をデルタ地帯に伸ばしていた・・・。
あの陰毛を抜きたい!!
ただそれだけの欲求のために・・・。
規則正しい人間、サエはそういうヤツなのを、俺は忘れていた。
そろそろオッサンが乗る時間。
そろそろ起こされる時間。
サエは、パッチリ目を開けた。
俺は、バッチリ股の間。
右手は股の中のおまけ付き。
「な、な、何してるのよ!!」
慌てて閉じた太ももに挟まれた俺&右手。
ちょっと幸せだ・・・。
「うわっ、ちょ、離れろ!何してんのよ!!」
「いや、あの、いんも・・・いや、い、イモが・・・。」
サエはメガネをかけて俺につめよってきた。
俺は腰を抜かしたように、後退る。
その時、プシュ~。
助かった!
オッサンが来る駅に着いた!
オッサンが乗り込んでくる!
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