白幸姫

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ユキムラ「もう疲れたし、なんかめんどくさいからここで休ましてもらおう。」 白幸姫がドアを開けると、そこには誰もいませんでした。 ユキムラ「なんだ、誰もいないのか。お茶でも出してもらおうと思ったのに…。」 仕方がないので、白幸姫はベッドの上に横になって寝てしまいました。 しばらくすると、七人の小人たちが小屋に入ってきました。 サナダ「誰かいるぞ?」 ヤギュウ「困りますね、勝手に人の家に入ってベッドで寝るなんて…。」 ニオウ「お、起きるぜよ。」 白幸姫は目を覚ますと、辺りを見回しました。 すると小人たちを見つけました。 ユキムラ「なんだい、人の家に入ってきて。空き巣かい?」 ブンタ「いやいやいや!ここは俺たちの家だし!」 ジャッカル「ってか、お前誰だよ?」 ユキムラ「あぁ、俺? ………私は白幸姫。 愚痴を言っていたら森に迷ってしまいました。帰る道も分からないのでしばらくこの家にいさせてください!」 アカヤ「うわ、この人急に態度変えたし!」 ブンタ「しかも、愚痴って道に迷ったって…。」 ユキムラ「^=^」 ブンタ「い、いや。なんでもないぜぃ…。」
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