見参!操氷の造形師!!

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ゴーレムの体が一気に冷えていく。 赤かった体は既に元通りになっていた。 「終わり……」 次の瞬間、再び騎士団が動き始めた。 狙いはアイアンゴーレム… 再度、天井まで飛び上がった騎士団は槍を下にし、急降下する。 そして全体重をかけた、重い一撃を食らわせた。 極端な温度の変化により、疲労していたアイアンゴーレムの金属は、氷の槍に貫かれていた。 「ふふっ…口ほどにもない奴らね」 「波賀隊長…それはあなたのセリフじゃないと思いますよ…?」 波賀隊長は秀一さんの忠告も無視している… ――が、俺を見た瞬間、硬直した。 そりゃそうだ。 今、俺の騎士団は、あなたに向けて構えているのだから…
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