プロローグ

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しかし、破壊された地球が再生する事もなく、ついに全生命体が死滅したのだ。 しかし、扉は残った。 莫大な魔力と共に…… そして、その魔力に目をつけたのが… 漣堵一族……… 漣堵一族は戦国時代と呼ばれていた時代に既に魔法を使っていた。 通常、魔法は媒介という、魔力を制御する道具を使って発動させる。 そうしなければ、自分の神経がいかれてしまう。 しかし、漣堵一族は厳しい修行により、媒介無しでも魔法を使うことが出来た。 漣堵一族はその力を独占し、温めた。 いつしか、それは忍術と呼ばれ恐れられるようになった。 そう…彼らは力を求め、独占した。 今回の………扉も… しかし、一族の中に、その考えに異議を唱える者が現れた。 その人が、いま漣堵一族―正確には漣堵一味と対立している組織、『陰』の本部長、漣堵 龍彦(たつひこ)だ。 ………
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