プロローグ

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ん? 俺は部屋の隅に本が落ちているのに気がついた。 俺は直ぐにそれを拾うと、波賀隊長に見せた。 波賀隊長は考古学にも学があり、超古代文字も、ある程度は読めるのだ。 「こ、これは!!!」 突然、隊長が声を上げた。 「見つけたんですか!?」 すぐに秀一さんが詰め寄る。 「し、神秘だわ…」 「な、何なんです!? その神秘って!!?」 「せ、生命の神秘…」 「「………ゴクッ」」 「そう…生命の始まりは決まって――」 ん? なんか嫌な汗が… 「男とおん――きゃう!!!」 これ以上は危険すぎる。 俺も秀一さんも思いは同じだろう。 鋭いツッコミハンドがダブルで炸裂した。
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