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第二章 ~旅立ち~
あれから一週間。
ヒロシは自分の部屋にこもり何かしているご様子……
「お~い! ヒロシィ……いんだろ~? いつまでまたせんだよ~」
「あっすいませぇん! 準備に手間取っててぇ~……待ってる間レベル上げしといてくださいねぇ!? 魔王城行く前にいろいろ行く所ありますんでぇ」
ドア越しに話し掛けると向こうから聞こえる声。
全く訳が分からん……
直接乗り込みゃ直ぐなのに。
しかもレベル上げってどうやんだよ……
相変わらず突っ込み所が満載だ……
「とりあえず俺は部屋にいっからさぁ~、準備出来たら呼びに来てなヒロシィ~」
どうせすぐそこに城は有るんだしあせる必要もないか……
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