プロローグ

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「ただいまー、いってきまーす」 僕の名前は中村誠、小学3年生! 今ランドセルを自宅に置き近所の公園に猛ダッシュ中!! 「もうヒロシ君達いるかな~」 公園に着いて周りを見てみるがまだ来てないみたい 「やった、1番乗りだ!」 ヒロシ君達を待ちながら 壁にボールをぶつけて遊んでいると 「あ、あの...」 声が聞こえ振り返ってみると真っ赤な顔をした女の子がいた 見たことない娘だ なにかようかな? 「どうしたの?」 「あっあの、一緒に遊びませんか?」 えっ..ヒロシ君達が来るかな~断ろう... 「友達がくるから...」 するとその娘は泣きだしそうな顔をしてしまった その顔をみて僕はいたたまれない気持ちになり思わず"でも来るまでなら大丈夫だよ!"と言ってしまった 「ホントですか!?」 女の子はさっきまでの泣き顔が嘘みたいに向日葵のような笑顔で嬉しそうに笑った
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