プロローグ

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「いやいや、どういうこと?」 「だから、誠さんは私と結婚するんです!」 「ままごとじゃなくて?」 「当たり前です!!誠さんは私を馬鹿にしてるんですか!?」 「そうじゃないけど...」 「誠さんは私と結婚するのがいやなんですか...?」 ぐっ...またその顔か... 最近明菜は僕の扱いを覚えてきたらしく僕がなにか断ろうとするたび目を潤ませ上目使いでみてくる だが今回はなんとしてでも逃げ切ってやる...! 「だって僕たちまだ小学生だよ?」 「問題ありません!別に今すぐするんじゃなくて約束するだけですから!」 くそ...逃げられない...
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