恐怖体験談+心霊写真

女性

私が口を開こうとした瞬間その子が先に口を開いた｡

｢もぉー､アクビちゃんおらんやん！うそつき（笑）｣

前の子はそう言ってこっちを向いた｡

居ない‥？
そんなわけがない｡だってさっき通ったんだから｡

私は｢うそぉ～！？｣と言い､窓から顔を出して覗いてみた｡
すると､誰も居なかった｡

｢な？おらんやろ？｣

私｢あれぇ～？絶対見たのに！｣

前の席の子は笑いながら身体の向きを黒板に戻した｡

『見間違いか‥？』

そう思ったとき､すごい寒気が襲った――‥

視界の右端に人が見える｡
視線を感じる‥

恐る恐る右を向くと長い黒髪で左目は隠れているが右目は見えていて､物凄い形相で私のことを睨んでいた｡

目が合った瞬間背筋が凍りついて恐怖で動くこともできず､目をそらせなかった｡

どれくらい固まってたかは分からないが､その女性は来た時と同じように俯き加減で歩いていった｡

例えるなら貞子みたいに髪の毛をだら～と垂らした女性だった｡

これが私が初めて見た時の話です｡

間違えてしまいすみませぬ(*_*;