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私が初めて霊体験をした時の話です。
当時、中学1年生だった私は男女8人の仲良しグループで毎日遊んでいた。
この日は地元の溜まり場にしていたコンビニの前で円になるようにして座っていた。
皆怖い話が好きで、外も暗くなってきたのでよく聞くような怖い話をして「キャー」とか言って盛り上がっていた。
私が話す番が回ってきた。
何気なく向かいのマンションの駐車場に目を向けると一台の車の中から有り得ない程真っ白というか、青白い手の平だけが窓にべったりと張り付いていました。
自分の血がサーッと引くのが分かり、怖くなったのですぐに目をそらしました。
でも気になってまたすぐに目を向けたのですが何もありませんでした。
『なんやぁ~。やっぱり見間違いか』
と思って、私は怖い話を話し出しました。
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