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【九十九神】
皆様、ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
我々、九十九神とは古来より
人々が造り、生み出してきた、様々な形のある
『物』
に宿りし、神であります。
(^◇^)┛
我々は、『物』が造られた時から憑いているわけではなく…
その『物』を使って頂く皆様の、ひととなりに宿っているのです。
!(b^ー°)
それ故に、ご主人様になられた方に対しての、情の深さは計り知れない…
ですから
そんな従順な『物』達を、可愛がってやって欲しいのです。
m(_ _)m
我々にとっては、例えボロボロになって、朽ち果てようとも
それが本望であり…
何よりも、幸せなの事なのですから。
こんなにも我慢強く、優しい神々達の叫び…
それを聞いて頂いた方々には是非とも
そんな身近な『物』達を、大切に最後まで、存分に使ってやって頂きたい…
それが『物』達に対する供養にもなり
彼等にとっての最高の喜びなのですから
…
o(^-^)o
決して、一度も使う事なく、物置にしまっておくような事は、止めてやって下さいね。
p(´⌒`q)
未練を残した九十九の神々達は、天にも帰れず、成仏も出来ずに
『物』と共に、現世をさまようしかないのですから…
それだけが、我々の願いなのです。
ここで最後の一句…
【幸せを
『物』と運ぶよ
九十九神】
\(^ー^)/
『九十九神の憂鬱』
完。
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