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しかしだ…
いつまでも、落ち込んでるわけにもいかない。
(`o´)
早いとこ、頭の湿気を取って、活躍しなければ、マッチのジョーの名が泣く。
そんな事を思っていた時だった…
主人の子供が、花火をすると言う。
【お父さん、ライター貸してっ】
【ダメダメ、ライターは危ないから、このマッチを使いなさい】
おうっ、これはっ!!
千載一遇のチャーンス!!
\(^ー^)/
やっと俺にも活躍の場が…
すると、俺の隣にいたロウソクの、タンゲのおやっさんが言った…
【良かったなぁ、ジョーよ…今日は俺達の晴れ舞台だっ!
お前もしっかり、輝くんだぜっ!!】
(^O^)
おうっ!任しときなっ♪
(^_^)v
おやっさんも、久々の活躍の場に、興奮しているようだ。
だがまさか、悪夢が起きようとは…
《シュッ!》
《ポキッ!!》
(T_T)
《シュッ!》
《ポキッ!!》
(ToT)
《シュッ! シュッ!!》
《ポキッ! ポキッ!!》
(∋_∈)
頭が湿気ていて、火がぁ、火が点かない~っ!!
( ̄・・ ̄)
あぁ~っ!
な、何て事だーっ!!
(°□°;)
【つけーっ!つくんだっ!!ジョーオォッ!】
(`o´;)/
タンゲのおやっさんの、叫びも虚しく…
(;_;)
俺の頭は、最後の一本まで火を点ける事は無かった。
あぁ…俺の人生何だったんだ。
チクショウ…
おやっさん、すまねぇ…
m(_ _)m
その場には、無惨にも、俺の亡骸だけが、残されていた。
ここで一句だジョーッ!!
【梅雨時は
湿らせないでね
マッチ棒】
(ρ_;)
ジョー。
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