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そんな時だった…
ピカコさんの体が、半分になって押し入れに戻って来たの。
(>Σ<)
ピカコさん、いったいどうしたの?
何で戻って来たのよ…?
ピカコさんは泣きながら言った。
【ツルコちゃん…私は犬用の石鹸にされたのよ。
でもね…犬の肌に合わないからって、戻されちゃったの】
そんな…!?
いくら何でも、ひどいわっ!!
(`ヘ´)
もう私達ソープ嬢は、人間には必要ないって言うのっ?
【そうよっ、今はもうポンプ式の、詰め替え用が当たり前なの…
私達のような、固形石鹸は必要ないのよ…】
(T_T)
【そんなぁ…】
ピカコさんの話を聞いて、私達は愕然とした。
【じゃあ私達は、このまま押し入れの中で、ゴキブリに食べられるのを待つしかないのね…】
私の向かいの、スベコさんが呟くと…
【そんなの嫌っ!】
(`o´)
【そうよっ!そうよっ!】
(`o´)(`o´)
みんながいっせいに叫び出した。
みんな待って、私が人間に頼んでみるから…
そんな訳で人間の皆様、ここで一句よっ!
【泡踊り
気持ち良いわよ
ソープ嬢っ】
字余り…
(;_;)
ツルコ。
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