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どさっ
何処かへ落ちた。
なんかふかふかする。
…布団?
「誰だ?」
カーテンの向こうで声がし、シャッとカーテンが開けられる。
そこには見覚えのある人物。
「竹中さん!」
「閻魔じゃないか。という事は、私はようやく死んだのかな?」
目の前の人物とは、後頭部が魚のフィッシュ竹中だった。
白衣を着ていかにも医者のようだ。
彼は人でも動物でも無いため寿命がない。
そういう異型の者なのだ。
死ねない…という点では一番オレと近い存在かもしれない。
竹中さんは日本の飛鳥時代以前から今までずっと生きてきたようで、たまに暇な時に良く会話していた。
でも、直接あうのは初めてだったりする。
なんかちょっと嬉しい。
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