~始まり~

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冥界を統べる王。閻魔。 地獄と極楽の統率者。 冥府の王の冥。 地獄と極楽の楽。 合わせて冥楽。 冥界での事を忘れない為に刻む苗字。 名前を聞き、納得した彼は突然椅子から立ち上がりオレに向かって指を指した。 何をする気だ? 「冥楽閻魔!お前はこの生徒会長、翔篤太子の名の元、入学を許可する!」 「…へ?」 「良かったな、閻魔。」 どういう事だ? 生徒会長の権限で?そんなに権限あるのか? 否、まずそんな事勝手にしていいのか? まてまて、しょうとくたいし…ってあの聖徳太子の? …まさか、な。 .
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