プロローグ

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プロローグ

「ふぅ~ いっちょ上がりやな。」 黄泉平坂の扉を閉めてまた地獄に戻る。 死人が現世に戻れるんはお彼岸のときだけや。 「あっ! お土産頼むん忘れとったっ! ぬかった~😱」 うは~完全に失念しとったわ~💧 ま、ええか。 まだ仕事残っとるし。 ほれ、そこで寝とる… 「聖女はん、 ちょっと来てもろか? 聞きたい事あんねん。 それに…」 「ぎゃぁぁぁああっ!?」 おっと、 胸刺さってもうたか。 ま、結局はそうなるから問題無いんやけどね、 安駄婆、もう一度三途の川渡っといでな。 黄泉平坂開いた罪、それで許したる。
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