幼なじみ…

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俺は箸を受け取り、朝ご飯を食べた。非常にうまい。特にこの味噌汁の味は最高である。 「やっぱり、由美の味噌汁はうまいなぁ。」 味噌汁をズッーと吸いながら、言った。 「ありがとう、お兄ちゃん。」 由美は満面な笑で返してきた。 おっとゆっくり朝ご飯を食べたいが、時間がなくってしまう。 俺は今日から高校2年生、由美は中学3年生だ。由美は別の日に始業式が終わってるから今日は休みらしい。 残りをすべて平らげ、俺は自分の部屋に急いだ。 クローゼットから学ランをだし、学生ズボンに足を通し、ワイシャツを来て玄関に急いだ。 「由美、行ってくる。」 「はい、いってらっしゃい。」 俺は由美の声に見送られ、玄関を出た。
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