転向
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その瞬間、百合の顔が緊張した顔になった。 「俺も白浜と付き合えたらうれしい」 「本当に?」 「でもな。おまえはいなくなる。だから今はお前と付き合えないんだよ」 「ですよね・・・」 「だから俺が芸能界に入って成功して雑誌やテレビにでられたらまた返事をする。だから待っててくれないか?」 「え・・・」 振られたと思ったのだろう。きょとんとした顔を百合はしていた。
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