793人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日。百合は別れの挨拶のために学校に来ていた。
「百合ちゃーん!行かないでくれー」
真人が叫んでいた。
「きっとまた会えますよ」
「本当だね!?」
「お前には会いたくないってさ」
「うっさいわぼけー!!」
「じゃあ最後に白浜からみんなに一言」
「はい。短い間でしたがありがとうございました。皆さんのことは忘れません」
「よし。じゃあ行こうか」
そう担任が言って教室を出ようとした時だった。
最初のコメントを投稿しよう!