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リア充「お前脳内に何人彼女がいる?」
キモオタ「嫁だったら10人近くいるけど……」
リア充「そいつらと脳内でどんな事をする?」
キモオタ「それはもう、様々なシチュエーションやバリエーションでコングラッチュレーションだよ」
リア充「それを現実でやればいいんだよ」
キモオタ「……ぬぇ?」
リア充「ハッキリ言うぞ。お前は天才だ!」
キモオタ「な、何を……」
リア充「妄想する力があるって事は、想像力が豊かって事だろ」
キモオタ「そ、それはちょっと違うんじゃ……」
リア充「お前にならできるハズだ。どんな状況にでも対応できる妄想が」
キモオタ「どんな状況にでもって……」
リア充「後はそれを実行できるかどうかってとこだ」
キモオタ「勝手に話を進めないで……」
キモオタ「大体ね、妄想を実行したとしても結果まで妄想通りになるとは限らないよ……」
リア充「そりゃそーだろww」
キモオタ「そりゃそーだって……」
リア充「そんなん俺だって同じさ。思い通りに行く事なんて9割ぐらいだよ」
キモオタ「ほとんどじゃん……」
リア充「……なぁ、お前もそろそろ殻を破ろうぜ」
キモオタ「え……」
リア充「別にオタクを卒業しろって言ってんじゃねぇんだよ」
リア充「ただ、俺は友達としてお前にさっさと童貞を卒業して欲しい」
リア充「失敗を恐れてちゃいつまでも成功なんてねーさ」
キモオタ「でも僕は……」
リア充「妄想を実行する"勇気"を出せ!一歩でいいから踏み出せよ」
リア充「そしていつか妄想を現実に変えてやろうぜ!」
キモオタ「リア充君……!」
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