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スイーツ「……それで、出てきちゃったの」
DQN「そうか、リア充の野郎……ブッ殺してやる!」
スイーツ「止めて!あたしが全部悪いの!」
DQN「スイーツ……」
スイーツ「あの人が満足もできない様な女じゃ、自分にご褒美もあげられないね……」
DQN「んな事ねーよ!俺だったらいくらでも……」
スイーツ「わかってる……あたしはモテるって自覚してるし、今まで男を何人も弄んできた」
スイーツ「でも、ホントはそんな自分が大嫌いで……自己嫌悪に陥ってた」
スイーツ「そしてそれ以上にそんなあたしに群がってくる男が大嫌いだった」
スイーツ「けど……アイツは……リア充は今までの男とは違った」
スイーツ「あたしの美貌に目もくれず、それどころかあたしがアイツの虜になった」
スイーツ「いつも振り回す側だったのに……あたしが振り回されてばっかり」
スイーツ「何よりも、アイツは等身大(ありのまま)のあたしを見てくれた」
スイーツ「あたしのリスカを見た時も馬鹿じゃねーのって叱ってくれた……」
DQN「(それ叱ってんのか……?)」
スイーツ「けど……もうどうしたらいいか……わかんないよぉ」
DQN「ス、スイーツ……」
ポロッ
スイーツ「何であたしだけ?何であたしばっかり不幸な目に合うの!?」
スイーツ「ねぇDQN教えてよぉ!あたしは何も悪い事してないのに!」
DQN「スイーツ……」
スイーツ「こんな可愛い顔もスリムな体もいらないから……幸せが欲しいよ……」
DQN「スイーツ……!」
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