1説

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このいきなりハデに登場した女の子は……俺達のクラスメイトの絵巻山未紗(えまきやま みさ)……性格は見てのとおり、明るく周りを騒がすのが好き?なクラスのム―ドメーカである。 「キミ達、早く行かないと遅刻だよ」 「ん?」 みんなで声のする方に振り向く。 「あ、おはよう龍(たつ)君」 「おはよう、キサラ」 「おはよう……ございます」 「ういっす、キサラ」 この今俺達の前に表れたのは、またまた同じクラスメイトでさらには学級委員長の龍キサラ、男だ……性格はと言うと、何を考えているのかよく分からないと言うのが一番の答えである……悪い奴ではないのだが……。 「あいかわらず騒がしいねキミ達は……」 「エヘヘ、気にしない、気にしない」 真っ赤な鼻をこすりながら未紗が言うと同時に……。 キーンコーンカーンコーン……。 と、学園内にチャイムがなり響いた。 「やべっ、チャイムなったじゃねえか、走るぞ希理」 「うん」 急いで走り出す俺と希理。 「ちょっと、先に行かないでよー」 「ボクも置いて行かないでー」 「本当に騒がしい朝だね」  
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